花粉症は治せる!免疫療法とは

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02.からだ
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当ブログにお立ち寄りくださりありがとうございます。

 

春めいて暖かくなってきましたね。

気候のよい時期ですが

スギ、ヒノキの花粉症の方には辛い季節です。

わたしはスギ・ヒノキ花粉症になり

今年で4年目です。

飲み薬と点眼液、点鼻液で

かなり抑えられていますが

仕事の都合でお薬をもらいにいけず

1週間薬なし、の時がありました。

例年なら猛烈な目のかゆみに悩まされるのですが

今年は、痛い!!

針で刺すような、

ギザギザの粒子の粒が目の中で転がるような痛みでした。

薬なしでは春先をまともに過ごすことができず

この先ずっと花粉症とお付き合いするのかと思うと

憂鬱でたまりません。

 

そんな時、テレビ番組の

「カズレーザーと学ぶ。」で

アレルギー治療について放送していました。

その中でも花粉症の根本的な治療として

免疫療法が紹介されていて勉強になりました。

ご存知ない方など、花粉症治療の情報のひとつになればと思います。

書いているのは医療関係者ではありません。
医学的な知識を知りたい方は
他のサイトを見るか専門の方にお聞きください。
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花粉症の根治を目指せる!免疫療法とは

病院で処方される薬は

花粉症の症状を抑えるためのもので

根本的に治してくれるものではありません。

 

しかし、免疫療法は

アレルギー反応を起こす元となる花粉を

少量ずつ体に取り込むことで免疫を作り

アレルギー反応を起こさなくなることを期待した治療法です。

花粉症の仕組み

花粉自体は人体にとって無害なのに、

免疫細胞が「敵だ!」と反応してしまい

抗体(IgE抗体)が作られます。

この、抗体は肥満細胞にくっつきます。

そして、次に入ってきた花粉と抗体がくっつくと

結合している肥満細胞から

ヒスタミン等の化学物質が出ます。

この ヒスタミンによって

鼻づまりや目のかゆみが起こるそうです。

ちなみに、肥満細胞は

粘膜や皮膚に多くいるので

目のかゆみや鼻づまり、肌荒れなどの

症状が起こりやすいそうです。

 

花粉を少量ずつ取り入れることで

「危ないモノじゃないんだよ~」

と慣らしていく感じでしょうか。

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免疫療法の種類は2つ!

免疫療法には注射か薬の服用の2種類あります。

舌下免疫療法皮下免疫療法
治療法薬を舌の下に含んで服用皮下に注射を打つ
治療場所自宅など(初回はクリニック)クリニックや病院など医療機関
痛みなし注射による痛み

 

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普及していない原因は?

この免疫療法では8割のくらいの方に

効果が出るらしいです!

にもかかわらず、あまり普及していない。

そういえば周りで花粉症の人はたくさんいても

免疫療法をしている人は聞いたことがありません。

 

皮下免疫療法が普及しない原因

皮下免疫療法は注射です。

注射の痛みが苦手な方もいますよね。

そして、副作用として注射部分の腫れやかゆみ。

ごくまれなようですが

アナフィラキシーショックが起こる場合も。

 

あとは、注射の頻度や期間。

最初の数ヶ月は週に数回から始まり

だんだんと感覚が開いていきますが

最低3年から5年は治療を続けないといけません。

 

注射を打つ頻度はだんだんと開いていくものの

仕事や育児で忙しいかったり、

他のことで体調が思わしくない方など

病院に通い続けるのが難しそうです。

 

舌下免疫療法が普及していない原因

舌下免疫療法は薬を服用します。

服用の仕方は薬を舌の下に1分ほど含んで

溶かすそうです。

舌の下に含むのは、一番吸収率がよく、

免疫反応が起こしやすいからだそうです。

こちらの舌下免疫療法も

最低3年、推奨5年の治療だそうです。

服用は毎日おこないます。

 

毎日毎日、3~5年の間

服用を続けるのは根気がいりますね。

もし、3日ほど飲み忘れがあっても

治療が振り出しに戻ることはないそうです。

1週間過ぎると、次に薬を飲んだときに

口の中がかゆい場合はあるそうです。

と言っても、3日おきに飲んでいいわけではないので

毎日の服用が大切です。

 

舌下免疫療法は皮下免疫療法に比べると

アナフィラキシーショックも起こりにくいそうです。

最初だけ病院などで服用して

ショックなどが起こらなければ

あとは通院せず自分で服用します。

 

お薬をもらうための通院の時間がとれるか、

自分で管理して毎日忘れずに

飲み続けられるかどうかが

治療の取り組みのポイントになりそうです。

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かかりつけの耳鼻科で舌下免疫療法について聞いてみた

2種類の免疫療法を聞いて

わたしがするなら『舌下免疫療法』だなと思いました。

先日、花粉症の薬をもらいに

かかりつけの耳鼻科に行ったので相談してみました。

以下、舌下免疫療法についての内容になります↓

  

花粉症の症状が出ている時期は

免疫療法の治療はできないので

もしするなら5月か6月頃から。

 

また、免疫療法を始めるにあたり

アレルギーの証明が必要だそうです。

以前、別の病院で血液検査をして

スギとヒノキのアレルギーが出たのですが

その結果表などは現在ないことを伝えると、

再度、検査が必要とのことでした。

結果表など証明できるものがあれば

検査しなくてよいみたいです。

 

もし免疫療法を始める場合は

最初の服用は院内で様子を見るため

診療が終わる30分前には来てほしいこと。

ショックが起きないかを見るためですが

先生は今までアナフィラキシーショックを起こしたのを

聞いたことがない、と言っていました。

やはり、ショックを起こすのはかなりレアケースのようです。

 

あと、お薬代は月に3000円くらい。

月3000円を5年間か・・・(– )

 

医療費シミュレーション

高齢になると花粉症が自然に治まる場合があるそうです。

もしも、75歳くらいで今飲んでる薬がいらなくなったとして

計算してみましょう。

花粉症の薬を75歳まで
30年間飲み続けたら?
舌下免疫療法を
5年間やってみたら?
1年あたりの
お薬代
\3000/月×2ヶ月
=¥6000
¥3000/月×12ヶ月
=¥36000
治療年数をかけた
お薬代
¥6000×30年
¥180000
\36000×5年
¥180000
45歳が75歳まで花粉症の薬を飲んだ場合vs舌下免疫療法を5年間やった場合

これから およそ30年間花粉症の対処療法をした場合は

免疫療法をした場合と同額!

もちろん、年齢とともに免疫反応が弱まり

薬の量が減る可能性もあります。

また、免疫療法をすれば必ず治る!

という保障はなく

症状が和らいでも多少は薬が必要な場合もあるそうです。

金額面だけで考えるとどっちもどっち。

これからのわたしの30年間の場合です。

 

うちでは高校生の娘さんも花粉症なので

先の長い人生で計算してみたら大差になりました↓

花粉症の薬を75歳まで
58年間飲み続けたら?
舌下免疫療法を
5年間やってみたら?
1年あたりの
お薬代
\3000/月×2ヶ月
=¥6000
¥3000/月×12ヶ月
=¥36000
治療年数をかけた
お薬代
¥6000×年
¥348000
\36000×5年
¥180000
17歳が75歳まで花粉症の薬飲んだ場合vs舌下免疫療法5年やった場合

治療費の比較をしてみましたが

花粉症が治る、和らぐことは

お金に換えがたいことであることは

言うまでもありません。

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まとめ

皮下免疫療法が向いている方

・注射が平気
・自己管理するより通院する方が続けやすい
・通院する時間がとりやすい、苦にならない
舌下免疫療法が向いている方

・花粉症を根本的に治したいが通院は少ない方が良い
・毎日、薬をきちんと服用できる
舌下免疫療法をする場合

・アレルギーの証明が必要
・対象はスギかダニのアレルギー
・最初は病院などで服用(ショック等の副作用が出ないか確認)
・3~5年の治療を続ける

 

番組を見たり、病院で医師に聞いたことを

まとめてみました。

一般市民発信の情報ですので

詳しいことは専門のサイトや

病院で医師に相談するなどしてください。

 

まだ花粉症が出ているので

(薬飲んでても目がちょっとかゆいです)

花粉が収まったら行ってみようと思っています。

特に、娘さんは早めにどうにかしてあげたい。

 

花粉症になっていない人が予防的に行うのは

理論上可能だそうですが、保険はきかないそうです。

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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