米作りと米の高騰化で思うこと ~2025年 田植えの現場から~

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03.暮らし
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当ブログにお立ち寄りくださりありがとうございます。

 

ゴールデンウイークは、毎年恒例となっている

夫さんの実家での田植えのお手伝いに行ってきました。

毎年何かしらありますが、

今年もトラブル発生。

それでも自然と向き合いながら、

なんとか作業を進めることができました。

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トラブルその1 水が来ない!

夫さんの実家の田んぼは、家の周囲に点在しています。

用水には管理費用を払っているのですが、

7カ所の田んぼのうちの1つの一帯で水が来ない!

 

多少は来てますが圧倒的に少ない。

「水が来ない」というのは初めてです。

  

例年なら、どこの田んぼも水を入れている時期なのに

近所の方も様子見の状態。

 

原因は分からないのですが、

連休後半に「水が来るらしい」と情報が入り、

とりあえず田植え前の準備の代掻きはしました。

 

わたしは仕事でお手伝いできませんが、

連休明けに自営業の夫さんが植えました。

こんな時は自営業だと融通がきいて

いいな、と思います。

 

田植えのあとも収穫前まで水が必要なので

十分な量が確保できるのか心配です。

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トラブルその2 田植機がご機嫌ななめ

例年、何かと田植機のトラブルがあります。

今年は幸いにも大きな故障はなかったのですが

後半になりちょこちょこ苗が植わっていない所が…

 

どうやら苗をつまむ部分に根が詰まって

うまくつまめなかったようです。

ちょこちょことはいえ、もったいない。

 

少しでも多く収穫できるように、

田んぼの端の方まで植えたり、

稲の品種や土の状態によって

肥料の量を変えたりと工夫しながらの作業です。

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田植えはやっぱり体力勝負

苗を運び、田んぼの周りを長靴で走り、

泥をトンボでならす…

 

パートの仕事でもわりと力仕事が多いですが

ふだん使っていない所を使うのか

久しぶりに筋肉痛がでました。

いいトレーニングになりました^^;

 

高齢の夫さんの母は、

水の調整を一手に引き受けてくれていて

自転車であちこちの田んぼを

何度も行き来する姿には頭が下がります。

 

経験と勘で水の状態を見極める力は、

本当に貴重だと感じました。

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お米の行き先と昨年の収穫量

収穫したお米は、JAには卸していません。

昨年は80俵ほどの収穫で、

その行き先はというと…

・家まで取りに来てくれる消費者さん

・知り合いの飲食店

・親戚の米屋さん

・自宅や親族で食べる分

 

例年は100俵ほど収穫があるのですが、

昨年は猛暑の影響か粒が小さく、減産。

近所でも減産だったようで、

「お米を分けてほしい」と

訊ねてきたこともあったそうです。

 

今年は野菜用だった畑を水田に変えて

昨年より田んぼを増やしています。

少しでも増産できるといいのですが。

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これからの不安と、それでも続ける理由

米の価格が上がり続け、

それでも農家にとっては厳しい状況。

この先の心配ごとは尽きません。

 

・猛暑、台風、冷害、虫害などによる減産

・安価な輸入米に押されて
  国産米の需要が減るのではという不安

・農機具の故障や買い替えにかかる莫大な費用

・苗や肥料、燃料などの価格上昇

 

もしもの時には「自分たちが食べる分だけ作る、

小規模な米作りでもいいかもね」

なんて話しています。

田畑があると、とりあえず

米や野菜は食べられるのでありがたい。

 

あと、田畑を持っていると

荒らすわけにはいかないので

しんどくてもお米作っとこう、となります。

 

米作りの現場は、手間も体力も根気も要りますが

収穫の喜びもひとしお。

 

水を張った水田にうつる空や景色や

風に吹かれてキラキラ光る水面の風景は

何にも代えがたいものです。

 

今年の秋も美味しい新米が食べられますように。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

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