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今日はうちの娘さんが日本語検定を受けました。
なかなか聞き慣れない検定ですが
どのような検定なのか、
受検の様子はどうだったのか、
など お伝えしたいと思います。
日本語検定とは?
日本語検定の目的
日本語検定は『正しい日本語』について学ぶ検定です。
ふだん、何気なく使っている日本語ですが
勘違いや思い違いをしている場合も多々あります。
漢字や熟語、送り仮名が正しく使えているか、
ら抜き言葉になっていないか、
尊敬語と謙譲語の使い分けができているか、
慣用句の意味をきちんと把握できているか、
などなど、
検定のために勉強したり受検することで
正しい日本語を使えるようになる手立てとなります。
日本語検定の受検はいつ?
・受検日は年2回 6月と11月
・級数 1級~7級
・試験の時間 級数によりますが50~60分
日本語検定に興味のある方はこちら
受検した3級について
うちの娘さんが受検したのは3級です。
受検の様子をご紹介します。
3級の受検料や程度は?
3級の受検料は 4300円 でした。
ネットから申し込みができて
支払いはペイペイが使えました。
ポイントも付くようです(^^)
3級は「高校卒業~社会人基礎レベル」
就職活動などで日本語検定を
評価の対象としている企業もあるそうです。
ただし、せめて3級以上、
企業によっては1級しか見ないとか。
場合によっては準3級以下の級を履歴書に書くと
「3球程度の日本語力がない」という印象になり
不利になるかもしれないそうです(T_T)
どんな問題?
実際の問題と文章を少し変えていますが
次のような問題が出ました。
皆さんは分かりますか~?
( )乱文お許しください。
[ 1 乱筆 2 乱雑 3 乱調 ]
[ 1点在 2潜在 3内在 ]
1 弟は父から生活態度について注意されたことが気に入らず、今朝から血道を上げている。
2 漫画の登場人物に憧れてボクシングを習い始めたが、練習のあまりの厳しさに、一週間で血道 を上げた。
3 彼はアイドルの応援に血道を上げていて、イベントへの参加のために、生活費をきりくずすこともあるようだ。
正しい答えは分かりませんが
自分で調べたところ
Q1・・・1、Q2・・・2、Q3・・・3
の、ようです。たぶんねっ
わたしも娘さんも
「血道(ちみち)を上げる」という言葉を知らなくて
「何コレ?」状態。
悩みつつ娘さんは、2番を解答欄に書きましたが
調べてみて間違いのようでガッカリしてました。
他にも、類義語や丁寧語と謙譲語の使い分け、
長文問題などもありました。
受検者の様子
娘さんが入った試験部屋は
30人ほど。
ほとんどが10~20代の若い人だったそうです。
30~50代に見える方が(うちの娘さん視点ですが)
10人に満たないくらいだったそうです。
受検のキッカケ
あまり聞き慣れない検定を受けることになった
いきさつです。
知ったのは大学のオープンキャンパス
4月に行ったオープンキャンパスで
希望している文学部でお話しを聞いたときです。
文学部で取れる資格の中に
「日本語教員資格」がありました。
もともと、海外の人との交流にも興味があり、
日本語を教える、というお仕事にも
関心をもったようです。
オープンキャンパスの資料を見てみると
資格取得の支援プログラムの中に
「日本語検定」がありました。
日本語教員を目指すなら「日本語検定」が必要。
受検日調べたら6月。
あんまり日にちがないけど
どんなレベルか実感するために
とりあえず受けてみよう!って
ことになりました。
日本語検定 合格のメリット
大学の資格取得の支援プログラムですが
日本語検定 3級に合格すれば
1万円の奨励金がもらえます。
2級だと4万円、1級はなんと10万円!!
高校在学中に合格すれば
大学入学後に申請して奨励金が給付。
大学入学後も合格すれば同額の奨励金がもらえます。
社会人が資格とっても奨励金なんて出ませんよね。
学生のうちに特権を活かして
お得に勉強してほしいものです。
受検の手応えは?
肝心な受検の手応えですが
かなり厳しそうです。
3級の総合得点率は70%以上ですが
領域別得点率が50%以上、
という条件もクリアしないといけません。
例えば、
全体での得点が70%以上あっても
敬語の領域が50%以下ならダメ。とか。
受検中、
「何コレ、初めて聞いた」
と思うものがいくつかあったそうです。
わたしも娘さんに同じく~^^;
次に向けての反省と抱負
娘さんが勉強したテキストは
フリマアプリで1冊購入したもののみ。
でも、漢字や慣用句など無数にあるので
とにかくいろんな問題を知ることが大事だと思いました。
合否に関わらず、
次の受検も考えているので
今度はいろんなテキストを買って
しっかり勉強して挑みたいね、って話しました。
がんばれ、うちの娘さん!(^^)!
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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