今日もお立ち寄りくださりありがとうございます。
ある日、母がお仏壇にお供えするご飯とお茶を準備していました。
すると悲鳴と共に陶器が床に落ちる音がしました。
湯呑みが割れてしまったんですね。
朝の忙しい時間ですし、
こういう時たいてい不機嫌になってしまいます。
私なら、
「はぁ、ついてないな。忙しいのに、もぅ・・・」
と、なってしまいそう・・・
でも、その時母が
「こういう時もあるわよね。
たまには壊れなきゃ仏壇屋も儲からないからね」と。
そういう考え方もあるのか、覚えておこう。
ちょっとしたミスで誰かが不穏な空気を発すると
他の家族にも伝染することありませんか?
わたしはミスした自分に腹がたって
不機嫌モードになってしまい
周りにまで気を使わせてしまって
そんな自分がまたイヤになる、
という残念な状況がよくありました。
歳をとってきて、この頃やっと
不機嫌モードを少し抑えられるようになってきたかな、
と思います。
娘さんはスマホのゲームがうまくいかないと
超絶不機嫌モード発令!!
眉間にしわを寄せて、ブツブツ文句言いながらも
プレー続行・・・
そんなに怒るならやめたらいいのに、
と思うけどそうはいかないのでしょうね。
そういえば、わたしも確かこんなんだったわ。
若いころ笑笑
よそ様に感情あらわにぶつけまくってなければよいですが、
家の中でゲームしてプンスカ怒ってるくらいは
かわいいものだと思うようにしています。
湯呑みの話に戻すと
不機嫌モードにならずに前向きな言葉がパッとでるのって
いいな、と思いました。
ちょっとしたミスや、イヤなこと、
日々の生活でたくさんあるけど
良い方に変換していけたらいいですね。
いつだったかYOUTUBEで
運がいいは作られる、というのを聞きました。
運がいい、わるいはただの確率ではなく
思考を変えれば運がよくなる、というもの。
例えば雨が降ったときに
「濡れるからイヤだな、最悪」
と思うのか
「お気に入りの傘の出番がきたわ」
と思うのか、
みたいな感じでしょうか。
その話を聞いてから
悪い出来事があれば
別の良い側面がないのか、と考えたり
自分がミスしたときは
何かの暗示かも、と注意したりしてます。
元々はかなりのネガティブ思考派でしたが
思考をかえることでずいぶんと穏やかに過ごせるようになってきました。
(思考だけでどうにもならん時も多々ありますが)
湯呑みが割れてしまったけど
何か代用できるものはないかと探し
お猪口にお茶を入れてお供えしています。
仏さんになった父は大の酒好きでした。
お猪口をみて酒かと思って
なぁんだお茶か、とがっかりしてるかもね、
と母と笑いました。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。
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